ボルティー

no image オフ 投稿者: SLlov7uk

シンプルイズベストを具現化したようなベーシックモデル

1990年代半ばに250ccクラスのバイクと言えば、レーサーレプリカの2スト&4ストは当然として、それぞれのメーカーでラインナップにネイキッドモデルも揃えられ、更にその他たくさんのバリエーションが存在していました。
そこにシングルモデルのトラッカー系、ストリート系のような言葉が根付いてくるのはもう少し後であり、まだこの頃にはカワサキのエストレヤ、スズキのSW-1、ヤマハのルネッサのようなネオレトロ的と言われる、どこか懐かしさを感じさせるようなデザインのモデルがラインナップされていました。
これらと少し近い存在であり、シンプルイズベストを具現化したようなモデルがボルティーです。

ボルティーの特徴

ボルティーのエンジンには、1982年に販売されたGN250E、DR250Sがルーツとなっている4バルブSOHC単気筒を採用しています。
このエンジンは、SW-1、少し遅れて登場したグラストラッカーでも採用されており、その特性が扱いやすいものであるということは、よく知られています。

ボルティーには様々なバリエーションがあり、1番ベーシックなのがタイプ1、カラー、エンブレム、シートが違うのがタイプ2、キャリア&シングルシートが装備されているビジネス仕様がタイプC、キャリア&ダブルシートが装備されているのがタイプTとなっています。
ところがその後、トラッカー系のブームが到来するとバリエーションが縮小されてしまい、2001年にグラストラッカービッグボーイが登場した時には、タイプ1だけになっています。

限定発売のホワイトが2003年に登場しますが、2004年になると4バルブが2バルブに、エンジンも改良し、SCEM高速メッキシリンダーを採用するとST250にモデルチェンジされました。
ツーリングメインにも、ビジネスユースにも、そして入門用にも使え、幅広い活躍の場を持つ空冷シングルモデルのボルティーのような車種は、いつになっても欠かせない存在であることは変わらないでしょう。