ツーリングの旅-佐賀・七ツ釜・呼子朝市編-
佐賀県北部の唐津・呼子エリアは、リアス式海岸が織りなすダイナミックな地形と、新鮮な海の幸を味わえる漁港グルメでライダーに人気です。なかでも玄武岩が海蝕で削られてできた七ツ釜と、早朝から活気づく呼子朝市を結ぶ海沿いルートは、断崖絶壁の眺望と素朴な漁村風景を同時に楽しめます。福岡市中心部からでも高速道路を使えば約90分で到着でき、日帰りツーリングに最適です。
おすすめルート
起点を西九州自動車道・唐津千々賀山田ICとし、国道204号で呼子方面へ北上します。加部島大橋を渡る手前で県道23号に入り、玄海国定公園の海岸線を西へクルーズ。名護屋大橋を越えたら七ツ釜遊歩道入口でバイクを停め、断崖上の遊歩道を散策します。復路は呼子港へ戻って朝市通りを散策し、国道382号を南下して唐津城を経由しICへ帰着する全長約70キロ、所要4〜5時間のコースです。
立ち寄りたい場所
七ツ釜展望台
駐車場から徒歩5分で柱状節理が並ぶ断崖を俯瞰できます。遊覧船は所要40分で洞窟の間近まで接近し、エメラルド色の海面を間近で体験できます。
呼子朝市通り
呼子港沿いの全長200メートルの通りに約50軒の露店が並び、名物のイカ刺しやアジみりん干しが朝7時頃から並びます。飲食可能なベンチも点在し、朝食に最適です。
波戸岬
玄界灘に突き出た岬で、サザエのつぼ焼き小屋と灯台が目印です。入り江側の穏やかな海はエメラルドブルーに透け、写真映えも抜群です。
唐津城(舞鶴公園)
天守閣から虹の松原と唐津湾を一望できます。城下の石垣沿いにバイクを並べれば、和風と海景のコントラストが映える1枚が撮れます。
休憩スポット
道の駅桃山天下市
名護屋城跡の麓にあり、イカ焼きと唐津バーガーが定番。大型駐輪区画が広く、シーズン中でも停めやすいです。
加部島大橋袂の海中レストラン萬坊
いけすを囲む円形ホールで名物のいかしゅうまい定食を味わえます。混雑時は整理券制なので到着後すぐの発券がおすすめです。
呼子台場みなとプラザ
朝市から徒歩3分の観光案内所兼休憩施設で、無料の足湯と電動空気ポンプを利用できます。
唐津シーサイドステーション
唐津市街へ戻る途中に立ち寄れる複合施設で、海を望むテラス席とコンビニが併設されているため、小休止に便利です。
走行のポイントと注意点
国道204号はセンターライン付の2車線ですが、漁港近くでは朝市帰りの歩行者と軽トラックが路肩に寄るため、速度を控えめにすると安全です。県道23号は海沿いのアップダウンが連続し、潮風で濡れた路面が滑りやすい箇所があります。七ツ釜遊歩道駐車場は台数が限られるので、午前中の早め到着が望ましいです。呼子朝市通り周辺は午前11時頃から混雑し始めるため、駐輪場からヘルメットを持って徒歩で回るとスムーズです。冬季の北西季節風は体感温度が大きく下がるので、防風インナーを携帯してください。
七ツ釜と呼子朝市を結ぶツーリングは、荒々しい玄武岩の絶景と漁師町の活気をセットで味わえる贅沢なプランです。走行距離70キロと手頃ながら、断崖散策や海鮮グルメ、歴史的史跡とバリエーション豊富で、四季を問わず満足度が高いのが魅力です。交通量は比較的少ないものの、観光集中時間帯のバスと歩行者に注意し、余裕をもったペースで走行してください。玄界灘の青とイカの透き通る甘みを堪能し、心も体もリフレッシュできる佐賀ツーリングを楽しんでください。

